2017年03月24日

日本生殖再生医学会 第12回学術集会


 「日本生殖再生医学会 第12回学術集会」

 こんにちは、培養室です。
 平成29年3月19日(日)に東京・平河町の「シェーンバッハ・サボー」で行われた学術集会に参加させていただきました。

 生殖医学や発生学、再生医学の発展は著しく、様々な成果が報告されています。
 これらの報告は、医療技術の開発や進歩に深く関わっています。

 日本生殖再生医学会は、このように極めて速いスピードで発展する生殖医学や発生学などの成果を知り、臨床へ応用するための方向性を探ることが目的として設立されました。
 今回の公演では、特に話題となっている卵子や受精胚に関する先進的な知見が取り上げられました。

 その中でも、「卵巣内の幹細胞をめぐる現状」についての公演に興味を持ちました。
 今まで卵子は、一生を通して増加しないとされてきました。 
 しかしながら、この公演では、卵巣内には卵子の元となる「卵原幹細胞」が存在し、人為的に調節することで、卵子を新たに作出できる可能性があると示していました。

 既に、「オーグメント療法」という治療法で応用されていますが、この技術については、現在賛否両論です。
 そのため、この技術については更なる検証が必要であると考えられています。
posted by kl at 15:43| Comment(0) | 日記

2017年03月09日

第13回 東海ARTカンファレンス

こんにちは、培養室です。

学会に参加している内容について簡単に一部ではありますが、お伝えしていければと思い、少しずつではありますが、ここにあげていこうかと思います。

H29.2.26(日)に名古屋の名鉄ニューグランドホテルにおいて
『第13回 東海ARTカンファレンス』が開催され、医師と共に参加して来ました。

東海ARTカンファレンスとは、日々目覚しく進歩している生殖医療において、新しい研究や技術的進歩を学び、医師や技術職が自由に意見交換の出来る研究会として東海地区に発起されたものです。

今回も沢山の先生方の発表と共にいろんな意見交換が起り、とても有意義な学会内容でした。


その中でも私が一番興味を持った演題は『生殖医学とミトコンドリア』という演題です。

2015年12月から日本産科婦人科学会から臨床研究として承認されたもので、卵に母体の卵駆細胞から抽出したミトコンドリアを注入することにより、質が悪く移植に適さない胚しか得られなかった方でも妊娠に成功した例がある、ということでした。

まだまだ検証が必要なとても新しい技術なので、その後出生した児の状態や安全性、そして今後の有効性などを主に注視していきたいと思っています。
posted by kl at 16:45| Comment(0) | 日記